会社を辞めたエンジニアがフリーランスになったらやるべき10のこと

エンジニア
更新:2025.04.01

会社員としてエンジニアを続けてきたけど、「もっと自由に働きたい」「収入を上げたい」「スキルを活かして独立したい」──そんな思いでフリーランスとしてのキャリアを選ぶ人が増えています。

でも、いざ会社を辞めてみると、多くの人がこう思います。

「さて、まず何すればいいんだっけ?」

開業届、保険、税金、案件探し…。ネットにはいろいろな情報がありますが、「エンジニアが独立直後にやるべきこと」に絞って整理された情報は意外と少ないのが現実。

そこでこの記事では、エンジニアが会社を辞めてフリーランスになったら最初にやるべき10のことをわかりやすく解説します。
これから独立する人にも、すでに辞めたばかりの人にも役立つ、実践的なガイドとしてご活用ください。

1.開業届を出す【最初の一歩】

フリーランスとして活動を始めるには、まず税務署へ「開業届」を提出しましょう。これは「自分は事業を始めました」と国に届け出る手続きで、これを出して初めて“個人事業主”になります。

特に、青色申告承認申請書も一緒に出しておくと、65万円の控除や赤字繰越などのメリットが受けられるのでおすすめです。

提出は紙でもOKですが、最近は freee開業マネーフォワードクラウド開業 を使えばオンラインでサクッと完了できます。

✅ ポイントまとめ
・開業届は退職後すぐでも、案件開始後でもOK
・青色申告もセットで出すのが基本
・freeeなどの無料ツールで10分〜15分で完了

2. 国民健康保険・年金の切り替えを忘れずに

会社を辞めたら、社会保険(健康保険・厚生年金)から外れるため、自分で健康保険と年金に加入し直す必要があります

健康保険の選択肢は2つ

  1. 国民健康保険に加入する(自治体の窓口で手続き)
  2. 任意継続被保険者制度を使う(今の保険を最大2年継続)

任意継続は「保険料が安い」「出産手当金などが継続される」メリットがある一方、自治体によっては国保の方が安くなるケースも。見積もりは両方とって比較するのが吉です。

年金は原則「国民年金」へ

厚生年金から国民年金に切り替えます。保険と同じく、退職後14日以内に手続きするのがベスト。
所得が少ない場合は「免除申請」や「付加年金」なども検討できます。

✅ ポイントまとめ
・健康保険と年金はセットで切り替え手続き
・退職日から14日以内が原則だが多少のズレはOK
・必要書類:退職証明書/マイナンバーカードなど

3. 税務・確定申告について最低限の知識を持つ

フリーランスになったら、自分で確定申告をして税金を納める必要があります。

「確定申告」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実際は次の3つを意識しておけばOKです。

  • 収入(売上)と経費を毎月記録する
  • 帳簿を作成する(会計ソフトで自動化可能)
  • 翌年3月までに申告・納税する

特に、エンジニアの場合は経費にできる範囲が広いのも特徴。PC代・サブスク・書籍・通信費などが対象になることもあります。

最初は「freee」や「マネーフォワードクラウド」などのクラウド会計ソフトを導入しておくと、かなり安心です。

✅ ポイントまとめ
・フリーランスは確定申告が“義務”になる
・毎月の売上と経費を記録するクセをつけよう
・会計ソフトの導入が最初の投資としておすすめ

4. クレカ・住宅ローンは“辞める前”に作っておくのが鉄則

フリーランスになると避けて通れないのが「信用問題」です。
残念ながら、日本では会社員の方が“社会的信用”が高いとされるため、クレジットカードや住宅ローン、賃貸の審査が厳しくなります。

そのため、以下のような契約や申請は**「会社を辞める前」に済ませておくのが鉄則**です。

会社員のうちにやっておくべきことリスト

  • クレジットカードの新規作成・増枠申請
  • 住宅ローン・オートローンの仮審査申請
  • 賃貸契約の更新 or 引っ越しの手続き
  • スマホの分割払い・サブスクの長期契約

これをやっておくかどうかで、独立後の“身の回りの安心感”が段違いになります。

✅ ポイントまとめ
・会社員の信用を活かしておく
・辞めた後だとカードの審査に落ちることも
・特に「家」と「お金」まわりは退職前に整理

5. 月々の生活コストとキャッシュフローを把握

会社員と違って、フリーランスには毎月決まった収入が保証されていません
だからこそ、まず最初にやるべきなのは「自分の生活コストとキャッシュフローの把握」です。

実際に見ておくべき項目

  • 家賃、光熱費、通信費、保険料などの「固定費」
  • 食費、交際費、趣味、サブスクなどの「変動費」
  • 最低限必要な月額生活費
  • 手元に残っている生活資金(何ヶ月耐えられるか)

理想は、「生活費6ヶ月分の貯金」があることですが、難しい場合は支出を徹底的に見直すだけでもOKです。

また、収入が入るタイミング(支払いサイト)と支出のタイミングのズレにも注意しましょう。

✅ ポイントまとめ
・まずは生活費の“見える化”からスタート
・フリーランスは「安定」より「耐える準備」が大事
・収支のテンプレはNotionやExcelでOK

6. 実績・スキルシートの整備【案件探しの準備】

フリーランスエンジニアとして最初の案件を獲得するには、まず**「自分を知ってもらう材料」**が必要です。

その代表が、以下の3点:

  • スキルシート(職務経歴書+技術構成)
  • ポートフォリオ(GitHub・Notion・ブログ等)
  • 自己紹介文・希望条件(SNSやエージェント用)

スキルシートって何を書くの?

  • 経歴(会社名・プロジェクト名)
  • 開発環境・役割・技術スタック
  • 得意な領域・実績の要約
  • 稼働可能日・希望単価・働き方(週3・フルリモートなど)

テンプレを使っても良いですが、“相手が読みやすいか?”を意識して整理するのが大切です。

スキルシート提出は必須なので、ここがしっかりしていると、最初の提案スピードが段違いです。

✅ ポイントまとめ
・まずは「スキルの棚卸し」と「わかりやすい可視化」から
・シンプルなNotionやGoogle Docsでも十分
・1回作れば、他のエージェントや紹介にも使いまわせる

7. 営業・案件探しを始める【最初が大事】

スキルシートが整ったら、次はいよいよ営業活動=案件探しのフェーズです。
ここで重要なのは、「最初の1件」をどう獲得するか。これができれば、その後の流れが一気にラクになります。

案件獲得の主な方法はこの5つ

  1. エージェントに登録(複数比較が基本)
  2. 友人・元同僚などの紹介
  3. Twitter(X)やブログでの発信・DM営業
  4. クラウドソーシング(ランサーズ・ココナラなど)
  5. コミュニティ・勉強会などのリアルつながり

特に初期は、エージェントをうまく使うのが最短ルート
いくつか登録しつつ、対応スピードやマージンの開示などで信頼できるところを選びましょう。

BuzzTechなら…

BuzzTechでは、マージン公開・フルリモート・週3案件にも対応しており、「最初の1件」を一緒に探す体制が整っています。
LINE登録から気軽に相談できるので、候補の1つに加えておいて損はありません。

✅ ポイントまとめ
・営業といっても、最初は“相談”でOK
・エージェントは必ず複数比較+相性で選ぶ
・案件は「人から来るもの」と考えて、発信や相談を恐れない

8. 自分の“働き方スタイル”を言語化しておく

フリーランスになると、**「どう働きたいか」**を自分で決められます。
でも逆に言えば、「希望が言語化できていないと、案件をうまく選べない」ということでもあります。

自分の希望条件を整理しよう

以下のような項目を、スプレッドやNotionなどで一度書き出しておくと超便利です:

  • 稼働日数:週5?週3?副業?
  • 稼働時間帯:10時〜18時?夜メイン?
  • 働き方:フルリモート?ハイブリッド?出社OK?
  • 報酬レンジ:最低希望単価/理想の単価
  • 案件の分野:toC/toB、SaaS/受託など

面談時やエージェントとのやり取りでも、「希望がはっきりしている人」は提案が速くなりますし、案件のミスマッチも減らせます。

BuzzTechでの提案時も使える

BuzzTechでも、LINEや登録フォームでこのような条件を確認しています。
あらかじめまとめておけば、やり取りもスムーズで効率的です。

✅ ポイントまとめ
・“案件を選ぶため”にも、自分の軸を明確にしておく
・希望条件は定期的に見直すと◎
・「譲れるところ・譲れないところ」を整理しておこう

9. コミュニティや相談できる人をつくる

フリーランスとして働き始めると、技術的な相談やキャリアの悩みを気軽に話せる相手が少なくなるのが現実です。
とくに会社を辞めて数ヶ月後、ふとした瞬間に「自分、今どこに向かってるんだろう?」という孤独や不安を感じる人も少なくありません。

仲間がいるだけで、心がラクになる

技術的なこと・案件の悩み・トラブル対策…そんなちょっとしたことを**「聞ける・話せる場所」**があるだけで、フリーランス生活は驚くほど安定します。

以下のようなコミュニティやつながりを意識してみましょう:

  • フリーランス向けのSlackコミュニティやDiscord
  • 技術勉強会・イベントの継続参加
  • エージェントやサービスの“相談できる担当”を持つ
  • SNS(Xなど)でのゆるいつながりづくり

BuzzTechでも「1人にしない」仕組みを用意

BuzzTechでは、希望者向けにエンジニア限定のSlackコミュニティを運営予定。
「ただ案件を紹介するだけ」ではなく、ゆるく相談・情報共有できる場として、安心感のある繋がりを提供しています。

✅ ポイントまとめ
・フリーランスでも「人とのつながり」は超重要
・相談できる担当者/仲間/ゆるいコミュニティを持っておこう
・困ったときに聞ける場所がある=長く続ける鍵

10. フリーランスとしての目標を一度書き出す

会社を辞めて自由を手に入れたフリーランスエンジニア。
でも、「なんとなく会社がイヤだったから辞めた」だけだと、数ヶ月後に方向を見失うこともあります。

だからこそ、最初のタイミングで一度立ち止まり、**「自分はなぜ独立したのか?」「どうなりたいのか?」**を言語化してみましょう。

たとえばこんな問いを立ててみる

  • どんな生活を実現したくて独立した?(自由・副業・海外など)
  • 収入はいくらを目指したい?(最低限・理想)
  • 1年後・3年後はどう働いていたい?
  • そのために、今なにを積み重ねる?

これをNotionやメモに書いておくだけでも、判断にブレがなくなり、迷ったときに立ち返る指針になります。

✅ ポイントまとめ
・最初に「目的」を可視化するのは超大事
・1年後、見直したときに成長を実感できる
・小さな目標でもいいので、書いてみることが大切

まとめ|“自由”は“自走”ができてこそ。でも、1人じゃなくていい

フリーランスという働き方は、自由です。
働く時間、場所、単価、スキルの方向性――すべてを自分で選べます。

でも、自由には責任がつきもの。だからこそ、「最初に何をどう整えるか」でその後の快適さが大きく変わります。

今回紹介した10のステップを、焦らず・一歩ずつ進めてみてください。
そして、「ちょっと不安だな」「誰かに相談したいな」と思ったときは、BuzzTechのLINE相談を使ってみてください。
フリーランスが自走しながらも“ひとりじゃない”を実感できる、そんな仕組みを用意しています。

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